【マインドフルネスのメリット】瞬時に本質に到達する

私にとって内観するという習慣はおそらく生まれつきのものなので、正直なところマインドフルでない状態というのがどういう状態かは自分のこととしてはわからない、というのが本音です。
内観といっても、あえて瞑想をして行うのではなく、常時内観している状態です。
魂を意識し、目の前に起こることや自分の感情の動きを観察し、なぜそう感じたのかをただじっと味わい考える。
苦しい、認めたくない感情が湧き上がるときも当然ある。
それでもぐっとこらえて見つめる。
筋肉を鍛えるかのように、こんな内面の行為をしていたのは小学生の頃でした。

成長するにつれて、この魂との対話と内面で観察したことによる気づきを含んだ会話を友人や両親など周りの人たちとするのですが、通じないことにだんだんと気づき始めました。
私にとって何気ない行為だったので、みんな同じようにしているものと思い込んでいたのです。
(皆さんもご自身が無意識のうちにらくらくと熟せることが、ほかの方にとってはむずかしいと知るのに時間がかかったことはあるのではないでしょうか)
多くの方にとってこの行為が常のものではないことだとやっと理解したのは、30歳になったときでした。
いま魂を意識する方々がとても増えていることには、とても感慨深いものがあります。

気づいて認めているいるからこそ、扱うことができる

内観することに慣れていると、自分が何にとらわれているのかが気づきやすくなります。
たとえば、自分にとって不都合な感情は扱いにくいことには変わりありませんが、内観を鍛えていると、少なくともそういう感情があるということは認めている状態になります。
気づいて認めていると、それを何か他のもののせいにはしにくくなります。

瞬時に本質に到達する

リーダーにとってのマインドフルネスのひとつのメリットとして、物事の本質を見極めることが早くなる、ということがあると思います。

どんな人にも偏見 (バイアス) があると思います。
私自身も、物事を捉えるときにバイアスがかかっていることを (内面的に) 観察することがあります。
マインドフルな状態に馴れていないと、物事を見極めるときに多くのバイアスがかかり、見る目を曇らせます。
バイアスがかかっていること自体に気づいていないと、当然ながらそれを外すことはできません。
マインドフルな状態を得ることによって、バイアスがかかっていると気づくことができれば、それを調整することができるようになります。

バイアスやとらわれている事象は、本質への道をふさぐ障害物のようなものです。
意識的にこれらを取り除くことができるようになると、未知の情報を得たときにも、瞬時に本質的に重要なところがどこかを見抜いたり、足りない情報が何であるかを察知することができるようになるでしょう。

バランスの橋 (客観と共感を行き来する)

感情の客観視が進むと課題としてあらわれるのは、人様がままならず抱えている感情の機微をうまく扱えなくなるというものがあります。ここはひとつ危険が潜むところでもあります。
このバランスの橋をうまく渡ることができずに、大きな悲劇を生みだした歴史上のリーダーをあなたは思い浮かべるかもしれません。

感情の客観視が未開にある人達と交わる際に、感情レベルでは同調(共感)することがむずかしくなるため、無下に切り捨ててしまったりしがちです。今いるプロセスが異なるだけで同じ人間であることであることには変わりありません。そのことを忘れずに人間として慈しむ感情を忘れないバランスが必要になります。
より深い愛につながる探求が求められるところになります。
このバランスを鍛えるには、積極的に植物や動物、大地といった自然に触れ、慈しむ心を育てることが助けになると思います。

 

山崎 桃子

(ビジネスネームから本名に戻したため、投稿名をさちから本名の山崎桃子に変更しています)

ABOUTこの記事をかいた人

様々な業種にまたがる転職経験を生かし、マーケティング コンサルタントとして起業。しかし、ある日突然、言葉が変わる変化を体験から、それまでとは物事の捉え方がまったく変わり、自分の意識が変わっていることに気がつく。すでに多くの宝に囲まれていること、それに気がつくことで幸福感に満たされることを実感したことから、この意識をアルケミスティック・マインドと名付ける。
アルケミスティック・マインドに至るまでの過程について情報発信を開始。
こちらではアルケミスティック・マインドに至るまでのマンドフルな意識のあり方について、ちょっとしたヒントをお届けしていきたいと思っています。