今回ご紹介するのは、Twitterで人気の1948年創業の「ミドリ薬品 漢方堂」三代目 櫻井 大典 先生の著書
目次
『ミドリ薬品漢方堂のまいにち漢方 体と心をいたわる365のコツ』
です。
■365日の養生中医学の理論に基づく食事のとり方やかんたん薬膳、気になる症状の対処法、季節に合わせた養生、心をいたわるコツなどを、1日1テーマ、やさしい文章とシンプルなイラストで紹介します。
■気になる症状から引ける索引つき巻末には「悩み・知りたいこと別索引」付き。「肩こり」「便秘」「カゼ」など、気になる症状から対策を探せます。
Amazon商品説明より
どのような人におすすめか？
男性でも女性でも ご自分の健康に興味のある方にはおススメです。
私自身は三十路に突入したばかりのころに 東洋思想でマッサージや体のケアを行う先生と出会い、お話しを伺ううちに 食事の在り方や体調管理が 非常になっていなかったことに気付かされました💦
その時に マッサージを受けながら アドバイスをいただいた内容が詰まっているように思います。
東洋医学の考え方は 先生が変わってもおっしゃることは同じですね。
具体的にはこんな方にオススメです
- 慢性的にだるさがあるが医者にいくほどではない
- 生理不順や生理痛で悩んでいる
- もう少し体に良いことをしたい
- 自然な方法で健康的な美しい身体を手にいれたい
- 年齢を重ねても若くありたい！
このように感じていらっしゃる方にはぜひ、一度お手に取っていただきたいと思います。
オススメのポイント
３６５のコツとなっており、一日に１ページ読めば済む内容になっていますので 読書が苦手な人でも大丈夫です。
季節に合わせて必要な内容をカバーできますし アドバイスも面倒な内容ではなく 「ゆる～い」感じなので 思い出した時に実践できて 義務感がなくていいです。
例えば 6月あたりをみてみると 梅雨の時期の過ごし方について教えてくれています。
以下は、本に書いてあることの要約になります：
- 梅雨の時期は湿気が体内にもたまるので スポンジが湿っているような状態になります
- この「湿邪（しつじゃ）」の状態は だるさ、口の中のねばねば、むくみなどをもたらします
- 湿邪の状態を改善するには 利尿作用のある食材を食べて、体外へ出すのがおススメ
（きゅうり、すいか、豆苗春雨、豆類、アスパラ、セロリ、高菜、とうもろこし …など）
家でお料理をする際の献立の参考にもなりそうですね！
その他女性の身体、男性の身体についても東洋医学の視点からいろいろと教えてくれています。
『漢方』と聞くと、専門知識が必要で難しそうなイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、『薬膳』『東洋医学のコツを少しずつ学んで自分の身体をいたわる』と考えると、気軽に始められるかもしれません。
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その他の櫻井大典先生のご著書
今回ご紹介した『ミドリ薬品漢方堂のまいにち漢方 体と心をいたわる365のコツ』は幅広く養生中医学のコツを知ることができる本ですが、他にも、
- 漢方食材と食べ方や調理法も書かれていて便利な
『まいにち 漢方食材帖』
- こころの不調対策について書かれた『気楽に、気うつ消し』
- 中年以降の疲れが抜けにくい、体のあちこちにプチ不調が出るなどの対策についてまとめられた最新刊
『大人女子のゆるっと漢方生活』
などもおすすめです。
西洋医学では基本的に症状が出たものについて、健康診断などで定期的にチェックして早期発見・早期治療を目指す対処療法が多いですが、東洋医学では東洋での4000年以上の医学の蓄積により、普段の食生活で心身の不調を未然に防ぐアイデアがたくさんあります。マインドフルネスと組み合わせて、心身ともにより健康に☆
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なかなか近所のスーパーでは見かけないオーガニックのなつめ（JUJUBE Fruit）も170g 545円から、とお買い得です。
