【マインドフルネスとは?】Steve Jobs と瞑想

シリコンバレーで瞑想がブームになってから 世界的に 「マインドフルネス」という言葉が広がり始めたような気がします。確かに、日々忙しい中で プレッシャーも強いにもかかわらず、クリエイティブであることが要求される職種には こういったプラクティスが有効なのでしょう。

スティーブ・ジョブズは瞑想を愛し、自分の家の中に 瞑想スペース(散歩道のようなもの)をつくったり、メンターとしてお坊さんとの対話を続けたことで知られています。
しかし、ジョブズの場合は ただ瞑想していたというだけではなく、瞑想から得ることのできる深い知恵のようなものにもアクセスされていたようにも思います。

Steve Jobs on Meditation

“If you just sit and observe, you will see how restless your mind is,” Jobs told his biographer, Walter Isaacson. “If you try to calm it, it only makes it worse, but over time it does calm, and when it does, there’s room to hear more subtle things, that’s when your intuition starts to blossom and you start to see things more clearly and be in the present more. Your mind just slows down, and you see a tremendous expanse in the moment. You see so much more than you could see before. It’s a discipline; you have to practice it.” -Steve Jobs CEO of Apple.

 

「自分のマインドをただ客観的にみるだけで、如何に自分の頭の中がせわしなく動いているのかがわかるでしょう」 とジョブスは語った。「それを静かにしようとすると、一時的には状況を悪化させることのほうが多い。しかし、続けているうちに マインドは確かに静かになってくるのです。そして、その静かな状態にひとたび到達できた時、小さく繊細なことに耳を傾ける余裕が生まれてくる。その時、私たちの直観が開花するのです。そして、この場で起こっていることをよりクリアに見ることができるようになり、この瞬間に自分の視野が大きく開いてきます。見えていなかったことがどんどん見えてくるようになるのです。ただ、これは継続的に続ける必要があります。練習あるのみなのです」

瞑想による効果は確実にあります。
でも、それは自分の気づき としてもたらされるものであり、ご自身の「気づき力」が上がってこない限り 手ごたえはありません。そして気づき力は、日々の瞑想の訓練を行えば行うほど、研ぎ澄まされるものです。
スポーツや楽器と同じ。すぐに 何かを期待することなく、ただ 行い続ける。それが最も大切なことだと私も感じます。

記:小島美佳

ABOUTこの記事をかいた人

2003年よりマインドフルネス瞑想を続けている。
15歳までヨーロッパで育つ。慶応義塾大学を卒業後、アクセンチュアで組織戦略・人材開発のコンサルティングに従事し異例のスピードで昇進。アクセンチュア・ジャパン 史上 最も若い女性マネジャーとして抜擢される。その後、独立系コンサルティング企業でビジネス開発に携わる傍ら、キャリアコンサルタント及びコーチとして活動。不確実な時代の波を乗りこなす事業の在り方やビジネスパーソンとしての生き方について考えるようになる。
2010年、ビジネスの世界を離れて精神世界の手法や瞑想などを研究しながら年間500人以上のクライアントへセラピーを行い、自らも多くの神秘体験をする。現在は、その時の体験や視点を活かしながら 事業活動、企業のコンサルティング、カウンセリングなど幅広く展開。
監訳書として、『コーチング術で部下と良い関係を築く』、共著に『「ハイパフォーマーの問題解決力」を極める』がある。