マインドフルネス用語解説|全集中とは?

全集中


 鬼滅の刃の中で言われている『全集中』は、どちらかと言うと武道的な丹田呼吸(腹式呼吸を含む)、また 丹田に常に意識が向いている状態と考えます。さらに体の筋肉の繊維の一本一本や全身の血流や肺の動きなどまで意識して集中するというのは、ボディスキャン瞑想に近いことを行なっていると考えます。

 私の理解で言う『全集中』は、マインドフルネスで『今ここ』の集中力を鍛えて集中力がついてくると、敢えて瞑想をしなくても良くなり、わざわざ座らなくても常にマインドフルな状態になってくる、その状態を指していると考えます。よって、起きている時も寝ている時も、いつでも今この瞬間に集中している状態、鬼滅の刃でいうと『全集中常中』という状態ですね。
 そういった状態になると、凄いパフォーマンスを発揮できるようになるので、トップ アスリートや文化面・芸術面、ビジネスでも並外れた活躍している人たちには、こういった『全集中』状態の人が多いのではないかなと感じています。

 全集中が進んで『悟り』の状態までいくと、夜寝ている時のノンレム睡眠、いわゆる眼球運動を伴わず夢も見ないで深く眠っている状態でも覚醒している人がいたりします。また脳の機能との関連はシュタイナーが詳しく述べています。
 さらに、チベット仏教の修行では夢の中での自分を制御する修行もするそうです。


解説:松村憲

♦︎鬼滅の刃に関する考察記事も御覧ください。

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