小島美佳

瞑想歴20年以上。 15歳までヨーロッパで育つ。慶応義塾大学を卒業後、アクセンチュアで組織戦略・人材開発のコンサルティングに従事し異例のスピードで昇進。アクセンチュア・ジャパン 史上 最も若い女性マネジャーとして抜擢される。その後、独立系コンサルティング企業でビジネス開発に携わる傍ら、キャリアコンサルタント及びコーチとして活動。不確実な時代の波を乗りこなす事業の在り方やビジネスパーソンとしての生き方について考えはじめる。 2003年、瞑想に出会い習慣化するようになる。2010年よりビジネスの世界で活動をつづけながら、年間500名以上のクライアントへ瞑想的なテクニックを活用したカウンセリングを行っている。株式会社バランスオブゲーム代表。 監訳書:『コーチング術で部下と良い関係を築く』 共著:『「ハイパフォーマーの問題解決力」を極める』
2, 論文紹介・研究紹介

心理学からみたマインドフルネス:「評価判断しない」とは?

西洋の(マインドフルネスを科学的にとらえようとする)視点からすると、例えば心理学の世界では れっきとしたマインドフルネスの定義についてのコンセンサスは得られていないようです(出典:The Psychologist )。

今回はマインドフルネスでよく言われる「評価判断しない」について述べていきます。

リーダーシップ

強いリーダーがマインドフルネスで柔軟性を手に入れる方法

変革期、想定外の事態が頻発する、そんな時に求められるリーダー像とは?責任を一手に引き受けるだけでなく、客観性を手に入れ自らの思考が凝り固まっていることに速く気づくことも重要です。マインドフルネスでは今起こっている出来事に評価や判断を下すことなく ありのまま見ることができる、強さにしなやかさを加えることができます。

1, 瞑想とビジネス

リーダーシップとマインドフルネス:成功につながる意識の統合

「マインドフルネス」が注目された背景には、経済成長に依存していた時代から、自然の摂理であるアップダウンが当たり前となり、不安感を感じる人が増えていることが挙げられます。自分自身の軸を持って活動するために、今ここをありのままに観察すること。変化の時代に生き残るために、マインドフルネスは必要なスキルであると考えます。