マインドフルネス用語解説|魔境とは?

 

魔境

Makyo

 

 禅の修行者が中途半端に能力を覚醒した際に陥りやすい状態で、意識の拡張により自我が肥大し精神バランスを崩した状態のことを指す。(Wikipedia 引用

 瞑想を行う上で、「ただ座りさえすればいい」としてしまうと心理学の要素が足りず、その時に起こったり感じたりする不快な感覚・気持ち悪さなどを作り出している心の状態の観察が不足してきます。心の分析がない、自分の心を客観的に見られないまま、適切なサポートもないまま瞑想を続けていくと、中途半端に覚醒したり悟ったと勘違いをし、精神バランスを崩して幻覚や妄想が現れるなど統合失調症様の症状が現れることもあります。このように、現実と空想の世界が完全に区別できなくなってしまうと、魔境に陥っていると言えます。禅を行うことで幻聴・幻覚などの症状が現れる『禅病』も同様です。
 ヴィパッサナー瞑想や東南アジア系の仏教では坐禅をするだけではなく心の分析もしていくので、魔境に陥りづらいと考えられます。
 マインドフルネス瞑想では、まず集中瞑想から始めて、続けていく上で集中力がついてきたら、今度は集中・安定した状態でさらに自身の心を観察するということをやっていきます。



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