瞑想Q&A

こちらでは、瞑想に関する皆さんからのご質問にお答えしています。

Q1 : 良い瞑想ができません。どうしたら上手くなりますか?

良い瞑想があるわけではありません。だから上手くやる必要もありません。集中できる時もあれば、できない時もある。眠くなる時もあるでしょうし、スッキリする時もあるでしょう。何であれ起きていることに判断なく「気づく」ことがポイントです!今ここにいる時間が増えると自ずと集中はしやすくなります。(小島美佳)

Q2 : これで良いのだろうか?と心配になり集中ができません

瞑想を始めたばかりの方によくある質問ですね。
呼吸はこれで合ってますか?これでいいのか?というのは考えている、思考が働いている状態なんですね。なので「何が正解なんだろう?」という疑問は正解かどうかではなくて、「今、自分が考えているんだ」ということに気づけたら、その都度、呼吸に意識を向けたり体に意識を向けてみてください。現実の「今ここに意識を置く」トレーニングなので、考えている自分に気づいたらその都度今ここに戻ることを繰り返しチャレンジしてみてください。(松村憲)


Q3 : 瞑想すると眠くなります。対策はありますか?

A1, 小島美佳 : 眠いのは瞑想できている証拠です。瞑想していると集中しながら、リラッックスしますので、眠くなります。慣れると眠りにくくなるでしょう。あえて、意識的に強い呼吸を1~2分繰り返す、目を開けてみる、体を整え直すなど。あるいは、眠さを調べてみたり(体が温かい、頭がボッとするなど)、疲れているのであれば無理せず眠ることも時には大事です。

A2, 松村憲 :マインドフルネスのレッスンでは10分練習すればいいですよっていうのがスタンダードになってきています。なので10分間はやると決めたら寝ない、というのが大事だと思います。でももしすごく疲れているなら、それは体の疲れなのでぜひ寝て下さい。
それから瞑想をしているときに眠気に気づいた時は、意識的に強めの呼吸を一分間ほどしてみてください。強く息を吐き出し、吸い込み、ということをしていると、だんだん目が覚めてくると思います。眠くなったときに強めに1分間呼吸してみると、呼吸が意識の命綱みたいな感じになり、また酸素が脳に多く供給されることで頭もすっきりと覚めやすくなってきます。

Q4 : 瞑想していたら呼吸が苦しくなりました

普段意識していない呼吸に集中することで、ご自分の呼吸が浅かったことに気づいた証拠ですので 安心してください。苦しいなと思った際には、まずはゆっくり吐いてみましょう。口からで構いません。呼吸を「もとに戻そう」とする必要はありません。あまり考えずに口から吐き、吐き切ったかな?と思うまで。そうすれば自然と次の吸う息がやってきます。気持ちの良い深呼吸ができていると思うまで、口から吐くことに専念してみてください。(小島美佳)

Q5 : 呼吸法は口から吐く、でいいのでしょうか?

瞑想の最初の深呼吸などはぜひ口から息を吐き出してください。その他、基本的には鼻呼吸にしてください、鼻呼吸が注意力を1番高める方法だと言われています。 自然の呼吸、しかも鼻を呼吸が通っているという感覚に集中して気づけるようになるようトレーニングしてみてください。(松村憲)

Q6 : 雑念、モンキーマインドが止まりません

雑念が湧いてくる状態に気づく、気づけようになることがマインドフルネスの入り口です。なので、雑念を無理に止めようとしないでください、ということが1つです。雑念が湧いてくる状態を、以前プラットフォームの例え話をしましたが、ちょっと落ち着いてああ雑念が出てきたなぁ、過ぎ去ったなぁ、みたいな観察できるような立ち位置にずっといられるようになると、雑念が湧いてもそれに振り回されることがなくなります。瞑想はそのような立ち位置や脳神経回路を作っていくためのトレーニング、という感じです。(松村憲)