マインドフルネス用語解説|ノンデュアル・非二元とは

ノンデュアル・非二元(ひにげん)

nondual

意識の状態の一つ。(世界中のさまざまな宗教や瞑想体系でも4から5つの意識状態があるとされる)

・全てとひとつになる意識の状態。
・純粋な非- 二元の状態。ユニティ・コンシャスネス。
・西洋では「合一(ユニティ)」の段階、東洋では「全ての状態を規定として常に現前しているノンデュアルの目覚めた意識」とも表現される。
・「常にすでにある真理」を実現
・ただ対象が生起しているだけで、見る者は存在していない、対象しかない。
・ダグラス・ハーディングは『頭なき状態』と表現。
・「自分」の感覚は、空間全体へと拡張される。
・空間の感覚(あらゆるものを生起させている空間そのものの感覚)と自分の感覚(空っぽで開かれていて頭がないという感覚)が全く同じ感覚。
・ユニティ・コンシャスネスとは、頭なき状態(空性)と生起しているあらゆる物事を一つに結びつけるもの。
・完全な自由(特定のどんな物事や対象とも同一化しておらず、影響を受けない)と完全な豊かさ(特定のどんなものものとも同一化していないにもかかわらず、全てのものと同一化している、宇宙全体が自分であると感じる)を同時に体験する。

参考図書:ケン・ウィルバー著『インテグラル理論を体感する


ノンデュアル・非二元を体験する誘導瞑想

Source : 瞑想チャンネル for Leaders

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『インテグラル理論を体感する』解説
 1, GROWING UP (意識の発達段階)
 2, WAKING UP (意識状態の覚醒)
 3, GROWING UPとWAKING UPの両方を考える


 

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