マインドフルネス用語解説｜コーザル・元因とは

コーザル・元因（げんいん）

causal

意識の状態の一つ。（世界中のさまざまな宗教や瞑想体系でも、4から5つの意識状態があるとされる）

・極めて微細な意識状態。
・夢のない深い眠りの状態の中にも、非常に微細な意識が存在していることに気づく。
・西洋では「暗夜ないし深淵の段階」とも表現される。
・コーザルの領域に含まれるものとして、時空そのもの、ホロンの諸形式、ある種の数学的パターン、四象現、エロス、阿頼耶識、など。
・夢もなく形もない意識状態。極めて深い自己の感覚。「私は在る（アイアムネス）」
・夢のない眠りの状態でも目覚めている。自己は自由で解放されている。

形なき自己、目撃者の領域と同じく扱われることもある。
参考図書：ケン・ウィルバー著『インテグラル理論を体感する』