サトル・微細(びさい)
subtle
意識の状態の一つ。(世界中のさまざまな宗教や瞑想体系でも4から5つの意識状態があるとされる)
・夢を見ている状態。
参考図書:ケン・ウィルバー著『インテグラル理論を体感する』
・西洋では「微細な照明の段階」とも表現される。
・微細な段階(内なるヴィジョン、内なる音、神秘的体験)
・夢を見ている状態に対しても、目覚めたままで入ることができるような状態。
・意識状態の重心が拡大し、全体性や包容力が増大。
・サトルでは、グロス領域の物質的な事柄(自分の身体、所有物、人間関係、お金、仕事など)と自分を同一化していることに気づくと、同一化している全ての物質的な事柄は消滅するか、大きく異なる姿として出現するが、それでも「私は私である」「私は在る(アイアムネス)」と感じる。
・本当の自己、真の自己、非-時間的(時間のない現在)へと近づく。
・目覚めている状態でも眠っている状態でも、実際には目覚めている意識状態。
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『インテグラル理論を体感する』解説
1, GROWING UP (意識の発達段階)
2, WAKING UP (意識状態の覚醒)
3, GROWING UPとWAKING UPの両方を考える