船場 美佐子

臨床心理士/早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員。 2006年より、タイ・ネパールを訪れ,、瞑想を実践する。現在は、 医療機関・教育機関にて認知行動療法やカウンセリングを行うと共に、企業において働く人のメンタルヘルス相談にも携わっている。また、「気分障害による休職者の復職支援」と「過敏性腸症候群の認知行動療法の効果検証」に関する研究を行っている。マインドフルネスが個人のパフォーマンスや組織に与える影響にも関心がある。
3, 瞑想プログラム・方法紹介

心理学の視点で考える マインドフルネスの役割

マインドフルネスは「思考や感情に巻き込まれにくくなる」「思考や感情に巻き込まれて"心ここにあらず"になることから抜け出す」ことに関連しています。心理学的には、思考と現実を混同してしまう認知的フュージョンや、嫌なことを感じないようにする体験の回避を防ぐことに役立ちます。