ストレスの脳科学:マインドフルネスで扁桃体を鍛える
過剰なストレスで記憶力が低下した、と感じたことはないでしょうか?ストレス刺激を最初に受け取るのは脳で、ストレス反応スイッチである扁桃体を介して、記憶を司る海馬が縮小することがわかっています。一方で、マインドフルネス瞑想は扁桃体を小さくすることも脳科学研究で明らかに。ストレス脳を克服し、より健康的な生活を送るための実践的アプローチを学びましょう。
過剰なストレスで記憶力が低下した、と感じたことはないでしょうか?ストレス刺激を最初に受け取るのは脳で、ストレス反応スイッチである扁桃体を介して、記憶を司る海馬が縮小することがわかっています。一方で、マインドフルネス瞑想は扁桃体を小さくすることも脳科学研究で明らかに。ストレス脳を克服し、より健康的な生活を送るための実践的アプローチを学びましょう。
前回は「a breath of fresh air? 」の記事をご紹介しながら、欧米の心理学者たちの視点からみた 「マインドフルネス」の定義をおさらいするとともに、「評価・判断しない」と「無関心」の違いについて触れました。 今回は引き続き、私たち東洋人にとってはとても興味深いテーマ、マインドフルネス瞑想が本来もっている スピリチュアリティについて、です。
西洋の(マインドフルネスを科学的にとらえようとする)視点からすると、例えば心理学の世界では れっきとしたマインドフルネスの定義についてのコンセンサスは得られていないようです(出典:The Psychologist )。
今回はマインドフルネスでよく言われる「評価判断しない」について述べていきます。