マインドフルネス用語解説|瞑想とは

瞑想(めいそう)

meditation

 瞑想とマインドフルネス、何が違うのですか?と度々聞かれます。
 マインドフルネスについては『マインドフルネスとは?』の記事をご参照ください。
 簡単に定義すると、『余計な考えや不安にとらわれることなく、今ここに集中している状態、在り方』と言えるかと思います。

 瞑想とは、手法や種類はたくさんありますが、それらすべてに共通することとして「精神的プロセスをより自発的な制御下に置き、それによって一般的な精神的幸福と発達、落ち着き、明晰さなどの特定の能力を促進するために、注意と意識を訓練することに焦点を当てた精神のトレーニング方法」と定義されています。
 元が仏教の修行法の1つであり歴史も古いため、宗教的要素が強く、ここから瞑想のエッセンスを抽出しマインドフルネス瞑想として、宗教・宗派に関係なく幅広い人たちも実践可能なものにしたのがジョン・カバット・ジン博士であり、マインドフルネスストレス低減法(MSBR) であると言えます。
 つまり瞑想とは、マインドフルネスな状態を作るための方法の一つであると捉えることもできます。

 

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