マインドフルネスを活用してビジネスゴールを達成する25の方法⑦

瞑想歴30年以上のPeter Blissさんが語る『マインドフルネスを活用してビジネスゴールを達成する25の方法』を連載でご紹介しています。今回は 3 のご紹介です。
過去記事は以下をご覧ください。
25-2120-16、15-11、
10-6、Tip5、Tip4

3. あなたが本当にやりたいことに取り組みましょう
~あなたの「目的」を自覚する~

ロックハンプトン出身の劇場ディレクターであり俳優でもあるウェイン・ブレイルの言葉を引用しましょう。

「私は、自分のやりたいことをする許可を 自分に与えることができる… なんて、考えたこともありませんでした!」

もしあなたがラッキーな人たちの一人で、あなたがこの上なく好きなことをしていて、それによって欲しいだけの収入を得られていて、さらに好きなところに住んでいて、完全に自分自身にくつろいでいられるとしたら?― もしくはこうなるための道によい具合にいたら―
この記事は飛ばしてNo.2No.1のコツに行きましょう。
あなたはまだまだ成長し、学ぶことができると私が保証します。

もし仮に反対に、あなたがかつての私がそうであったように前述のような状態でなく、そしてその状況で もがいていて、するつもりであったことをしていなかったり、もしくはぼんやりと前述のような状態に向かっているような状態であるならば、かなり重大な問題です。
とは言いましたが、私は多くの人々が人生のどこかのポイントで自分が本当に何が欲しいのかがわからないフェーズを通ると思っています。多くの場合、知っているのは『自分が何をしたくないか?』だけです。もしくは彼らは自分が欲しいものについてとてもぼんやりとしか知らないのです。
「私はただ幸せでありたいのです」のように。それでは全然だめですから!

私がここで言いたいことは『すべての人には自分の人生の目的というリアルな感覚、挑戦、成長を持つ権利がある』ということです。
数名の人たちは意図と気づきを持って生まれています。彼らは初めの段階から彼らが何をしたいのかを知っており、達成していて、素晴らしい自信を自分と自分の能力に持っています。そして彼らは外に出て、全く動じずに物事を解決していきます。
しかしながら私たちのほとんどはこのような明晰さを持たず、心変わりをし続け、何かより良いものを求めています。そして決して本当に私たち自身や仲間たちにくつろぐことをしません。
ここでのまず最初のステップは、この事実に気づくこと、そしてそれが標準的なことであり、同時に問題であることに気づくことです。

 

2つめのステップは、このことについて何かポジティブな行動をとることです。私のお勧めはこれについて話し、外に出し、自分の持つ疑いや怖れについて書きだすことでそのプロセスを始めることです。
欲しいものを書き出しましょう。
それを企画することをまず自分自身に許しましょう。
誰の曲かわからないのですが古い曲の焼き直しだと思われるこんな曲がラジオで流れていました。
“Everybody’s free………to feel good”
もしあなたがこれをどうやって達成したらよいかわからず、自分が何を欲しいのかもわからなかったら、No.1の戦略(コツ)に移りましょう。

私は人々は自分が本当にしたいことをするべきだと信じています。
「でも私は自分が何が本当に欲しいのかがわからないのです」と言われるかもしれません。そうであるならば、あなたはそれを明らかにする必要があります。
私は『ほとんどの人は自分が何を欲っしているのか直感的に知っている』と信じています。あなたが感じているどんな疑いであれ、それらは真実を埋めてしまうノイズやガラクタに過ぎません。
なぜなら時にあなたはそれに直面したくないからです!

たくさんの人たちが職を失ってしまい、多くの産業に疑いや不安感のあるこの経済的に厳しい時代、あらゆる産業が停滞の一途をたどる中で、いったいどの製品が実際にオーストラリアでは成長しているのか推測してみましょう。
薬品、ドラッグ、アルコール、たばこ、ジャンクフード…
これらを選択するか否かは私たちが決めることができるのです!これらの選択は長い目で見て助けになりますか?

あなたが何が欲しいのかについて取り組むことの目的は、あなたの欲しいものたちと意図と思考と行動を一致させることです。
そうするとそれらはすべて同じ方向に進みます。そしてこれらが同じ方向に進んでいないのであれば、それをうまくいかせるためには2つ方法があります。
1つはあなたの価値のヒエラルキーについて取り組むことです。(何があなたにとって本当に大事なのか。あなたの優先順位は何なのか)これらを明らかにする助けになるよい質問がいくつかあります。どうぞ私のe-mailにご連絡ください。助けになることができるでしょう。
私が経験したものの中でもう一つの安全で賢明な方法は、ここから続くNo.2No.1のコツの両方に関連しています。

フィードバックも大歓迎しています。peter@businessisbliss.com.au(英語のみ)にご連絡いただけるとピーターに連絡がつきます。

英文の記事はこちら:25 Hot Tips for Reaching Business and Life Goals: Part Seven

翻訳:田中留亜(三十八花堂)

 


【連載 マインドフルネスを活用してビジネスゴールを達成する25の方法】

 ① Tips 25-21 : 自分が話す2倍聞きましょう 等
 ② Tips 20-16 : あなたが望む1日を創造しましょう 等
 ③ Tips 15-11 : 思考があなたを創る 等
 ④ Tips 10-6 : 親密さ, 感謝, 能力を信じる
 ⑤ Tip5 : 心の健康を意識すると変化が起こる
 ⑥ Tip4 : マインドフルに呼吸して創造力を解放する
 ⑦ Tip3 : あなたが本当にやりたいことに取り組みましょう ~あなたの「目的」を自覚する
 ⑧ Tip2 : 瞑想を学びましょう
 ⑨ Top Tip1 : マインドフルネスで視点をシフトさせる

マインドフルネスおすすめ情報

集中力を高めるための muse 2 脳波計
ヨガ、瞑想に最適

ABOUTこの記事をかいた人

瞑想経験30年以上。 企業にマインドフルネス教育を行うエグゼクティブコーチ。気功と太極拳のインストラクターとしても活動している。 国際企業で20年間のセールスやマーケテイングを経験したのち、シニアマネジメントとして活躍。姉を精神的な病で失った経験から 人間としての在り方、深い苦しみを克服する方法、人々の心のケアや健康について考えるようになる。2000年に Business Is Blissを起業。現在は、リベラルアーツの知恵、科学的アプローチ、自身のビジネス経験を組み合わせ リーダーの意思決定や組織の活動をサポートしている。TEDでの講演も行っている