女性の身体を理解しよう 【陰陽五行】

陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高める

マインドフルネス瞑想を続けていると肉体への意識は少しずつ増してゆくはずです。
リーダーとしては 健康が第一なので このメンテナンスには気を付けたいものですよね。何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。

『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。

日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。

今回は、女性の身体 がテーマです。
最近、生理についての話題なども以前より見られるようになりました。女性の身体について、女性も男性も理解を深めることは、エネルギーのバランスを保つためにも大切なことだと思います。
是非、ご一読ください。

【子宮を守る】

今までにも、体を冷やさないことが大切であることはお伝えしてきました。今回は特に女性にとって一番重要な【子宮】を冷やさない事の大切さをお伝えします。
子宮が冷えてしまうと女性ホルモンの減少・老い・子宮関係の病気につながってしまいます。

【子宮】=【神の御宮】(昔の話しですが・・・女性は四足のものを食べると血が汚れると、かたく禁じられていたそうです)

今はほとんど聞きなれませんが、女性はお嫁にいくと「おかみさん」=『神さん』と呼ばれていました。『神さん』は子宝を宿す子宮がある【子宮】=『子の宮』
赤ちゃんは『産道』=『参道』を通って産まれる。神社には参道があるように。このように、子宮は神聖な場所なのです。

女性にとって神聖な子宮は健康のバロメーターです。月ごとにやってくる生理は「子孫が健やかに宿りますように」と全身の血液中の老廃物や毒素を月に一度、子宮を通して体外に捨てています。
女性は『月の気』を受けているので、29.5日のサイクルで生理がくるとされています。

『気』とは自然界に存在する命の源

では、子宮を冷やさないようにするためには、四季を通じてお腹と腰まわりを冷やさないようにするのはもちろんの事ですが、他に食べ物でも気をつける事ができます。

いろんな料理に使用されている卵・乳製品は、女性は食べ過ぎないように気を付けましょう。
牛乳・乳製品はカルシウムを壊し、牛乳中のナトリウムやたんぱく質がカルシウム排泄を促進するという説があります。

卵系(卵、魚卵)は子宮関係の病気になりやすいと言われています。卵は「良質たんぱく質と鉄分、カルシウムを含んだ完全食品」と教育されていますが、市場にあるのはほとんどが無精卵です。

親鶏が温めても雛が産まれることのない生命力のない卵と考えると、有精卵と無精卵では天と地との差があります。有精卵が気軽に手に入らないと思いますので、無精卵・魚卵の食べ過ぎには気を付けることをおすすめします。

【木】は春・肝臓・胆のう・酸味・目…などが関係してきます

前回の記事にも書きましたが、徐々に昼の時間が長くなるので、交感神経が活発になっていきます。
社会的にも、上昇気流にのって、良いことも悪いことものってくる時季です。変化の多い時季といえます。それに対応する為にも、身体の気の流れを良くする意識をしてもらえるといいですね。

紫外線が強くなり目に影響が出やすいので、サングラスをかけるなどの対策をして下さい。
肝臓の機能が低下すると、こむらがえりが起こりやすいのもこの時季です。
酸味のある物を春に食してもらうと肝臓・胆のうのはたらきに良いです。

※ 飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。大切な事は全てのバランスを意識する事です。個々の体質はそれぞれ違います。五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。

株式会社 s o l e i l
ボディセラピスト 金子昭子

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ABOUTこの記事をかいた人

1998年からボディケアに携わっています。一般的なサロンでの経験、自宅開業、ヒーリングスクールのインストラクターとして多くの卒業生を送り出す中、縁あって今の師匠の下で指導を受ける事になりました。 東洋医学の陰陽五行説の考えを基に、食の大切さ、季節の過ごし方、心頭体のバランスなど・・・全体のバランスをみて施術をする事の大切さを教えていただきました。こちらでは、そんな陰陽五行の観点から 日常的に意識できることをお伝えしていきます。