目次
陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高める
マインドフルネス瞑想を続けていると肉体への意識は少しずつ増してゆくはずです。
リーダーとしては 健康が第一なので このメンテナンスには気を付けたいものですよね。何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。
不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。
『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。
日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。
今回は、健康的なお酒の飲み方 がテーマです。
陰陽五行でお酒と上手に付き合いましょう
汗をかいた後や仕事の後のビールが美味しい季節になってきました!
仕事の付き合いでお酒を飲む機会が多い方やお酒が好きな方へ、今回は陰陽五行でお酒の上手な付き合い方についてお話しします。
良いお酒を上手に飲むと邪気払いになります
お酒は糖分なので陰性になります。体を冷やし、体がゆるんでしまいますが、飲んではいけないという事ではなく、飲み過ぎには気をつけて下さい。
お酒はお清めにも使われるように、良いお酒を上手に飲むことで邪気を払ってくれます。運動・仕事をしている時は陽性のエネルギーが強いので、運動・仕事の後は陰性のお酒が欲しくなるようです。
五行でみるとお酒の性質は ”水” にあたる
お酒を飲みすぎた後や翌日に、頭痛や下痢などの症状が現れたことありませんか?
五行でみると、お酒は水 (腎・膀胱) にあたります。
相剋の関係から見ると水(腎・膀胱)は火(心・小腸)を剋します。
つまり、
《お酒を飲み過ぎると、心・小腸も害すという事になります》

お酒を飲むとトイレが近くなるのは、腎臓が活発に働いている証拠です。
でも、ここでさらにお酒を飲み過ぎてしまうと、活発を通り越して腎臓の機能を害し、火(心・小腸)にまで影響が出てしまいます。
具体的な症状としては
- むくみ
- 脈が速くなる
- 血流の影響で頭が痛くなる
- 寒気が起こる
- 腸内細菌のバランスを崩し下痢の症状が出る
などです。
お酒を飲むときに意識すると良いこと
このようなつらい症状が起こらないようにする為にも、お酒を飲むときの食事にもちょっと意識を向けてもらえるだけで、いつもとは違う体の感覚を実感出来る事と思います。
すっぱいものを一緒に食べる
五行の五味をみると水(鹹)と火(苦)の間に木 (酸) があります。
よって、お酒を飲むときに一緒に酸を使用した料理、を食すことでアルコールを中和できます。
- 酢の物、ピクルス、マリネ
- しめ鯖
- 南蛮漬け
などなど。どれも前菜に最適ですね。
ちなみにレモンや梅干しは酸味を感じますが、体内に入り消化吸収されるとアルカリ性になるとのこと。
お酒の後はラーメンではなくお味噌汁を
陰陽でみると、陰性のお酒を飲んだ後、ラーメン・うどん・そばが食べたくなる事ありませんか?
実はこれは、麺より塩気の汁が飲みたくなっているのです。汁は陽性が強いので、自然にからだが欲しがっている為、汁が飲みたくなるのです。
しかし麺類などの炭水化物を夜中に食べるにはカロリーが高過ぎるので、お味噌汁を飲むことをおすすめします。
Source : Amazon
飲みすぎた翌日は 梅干しとお風呂
また、飲みすぎた翌朝には味噌汁(H28.8月号参考)や発酵食品で乳酸菌を摂取することで腸内細菌のバランスを保つことや、汁物だけにする事で午前中は内臓を休めてあげて下さい。
また、またデトックス・解毒やむくみ解消にも梅干し(H28.6月号参考)を食べるのもおすすめです。

翌朝時間があれば、湯船にじっくりつかり内臓を温め、毒素を汗と一緒に出す事で、むくみも解消され体と頭もスッキリ、その日一日の活動にも良い影響を与えてくれる事と思います。
※飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。大切な事は全てのバランスを意識する事です。個々の体質はそれぞれ違います。
五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。
株式会社 s o l e i l
ボディセラピスト 金子昭子