【マインドフルネスで健康に】陰陽五行で夏の終わりを健康に過ごす

陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高める

マインドフルネス瞑想を続けているうちに、これまでには感じなかった身体の状態に敏感になってくるはずです。リーダーとして健康を維持できることは 日々の活動の基盤ですよね。
何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。

『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。

日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。今回は、季節の変わり目がテーマ。

≪土≫ は季節の変わり目・脾・胃・甘味・黄・口・・・などが関係してきます。

脾・胃は消化と栄養の運搬です。口は土性に属し、暴飲暴食などで胃が荒れると口内炎ができたり、口の周りが荒れるなどします。残暑は続くと思いますが、もう夏ではないので、季節の変わり目である事をしっかり意識する事が大切です。

【季節の変わり目(9月初旬)のアドバイス】

急激な温度の変化により、体温が低下し、肌が乾燥し、風邪をひいてしまいます。

夏の終わりの体をしっかりケアして、急激な温度の変化に耐えられるように体の準備をしていく事が大切です(冬を迎える準備)。

  • 今まで、冷たいものを食べていた所を、温かい食べ物・飲み物を摂るように意識して下さい。
  • 夏の疲労は、胃の疲れ・内臓の疲労で体内に余分な熱が残ったままになっている事が原因の一つです。
  • 胃の疲れは、夏に水分を取りすぎて胃の粘膜が弱くなっているためです。
  • 夏は汗や水分摂取が多いため、体内の塩分が薄くなっているので、ミネラル不足になっています。野菜スープや味噌汁など良質な塩分を摂取すると良いです。

味噌汁は『飲む点滴』と言ってもいいくらい優れた栄養食です。緩んだ体を引き締めてくれます。また、腸の中で乳酸菌とバクテリアを増やし悪玉菌が一層されます。腸の状態が良いと、お肌の調子が良くなる。免疫力アップ。便通が良くなる。・・・など良いことがたくさんあります。

  • 湯船に20~30分つかることで、体内の余分な水分と体内の余分な熱を取ることができます。
  • 甘味は、脾臓や胃の働きを補い、激しい痛みを和らげる働きがあります。
    穀類や豆類、肉や魚など食品の約70%は甘味に属し、野菜にも甘味のものが多くあります。そのため、ふつうに食べていれば、十分に甘味を補給できます。 ところが、清涼飲料水や糖分の多い加工食品を頻繁に食べたり、飲んだりしていると、甘味を多く摂りすぎてしまいます。
  • 夏は汗をたくさんかきますが、さほど運動はしていないので、甘味の飲食には気をつけて下さい。

※ 飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。大切な事は全てのバランスを意識する事です。個々の体質はそれぞれ違います。五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。

※ 陰陽五行の視点から身体のメンテナンスを希望される方のための 施術(90分程度 15,000円)をしています。但し、月に一度 継続的に通ってくださる方限定です。興味のある方はお問い合わせください※

株式会社 s o l e i l
ボディセラピスト 金子昭子

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ABOUTこの記事をかいた人

1998年からボディケアに携わっています。一般的なサロンでの経験、自宅開業、ヒーリングスクールのインストラクターとして多くの卒業生を送り出す中、縁あって今の師匠の下で指導を受ける事になりました。 東洋医学の陰陽五行説の考えを基に、食の大切さ、季節の過ごし方、心頭体のバランスなど・・・全体のバランスをみて施術をする事の大切さを教えていただきました。こちらでは、そんな陰陽五行の観点から 日常的に意識できることをお伝えしていきます。