陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高める
マインドフルネス瞑想を続けていると肉体への意識は少しずつ増してゆくはずです。
リーダーとしては 健康が第一なので このメンテナンスには気を付けたいものですよね。何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。
『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。
『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。
日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。今回は春のデトックスがテーマ。
芽吹きのものでデトックス
春は気温が徐々に上昇し、草木が芽吹きのびやかにエネルギーをのばす季節です。体内も気の流れを良くしてエネルギーをのびやかにさせることが必要になります。
気の流れをよくする旬の食べ物を積極的に食べて体内の気の流れを調整していきましょう。
芽吹きの物(タラの芽・うど・ふきのとう・たけのこ・・)を食べるとデトックス・解毒作用があります。
でも、緑の物を食べ過ぎるとからだを冷やすので程々にすることが大切です。
断食するのにも良い季節です。
【木】は春・肝臓・胆のう・酸味・目…などが関係してきます
『五行』での春は『木』に相当します。
冬至から徐々に昼の時間が長くなるので、交感神経が活発になっていきます。
社会的にも上昇気流に乗って、良いことも悪いことものってくる時季です。
冬の寒い時期は活動量も減り、生き物の本能として栄養分を溜めがち、そして暖かくなるにつれて徐々に溜め込んだものの不要となったものを体外へ排出する時、変化の多い時季といえます。
この時期、活躍するのが、解毒・デトックス機能に働く肝臓。
なので春は肝臓が疲れがちです。
それに対応する為にも、身体の気の流れを良くする意識をしてもらえるといいですね。
紫外線が強くなり目に影響が出やすいので、サングラスをかけるなどの対策をして下さい。
肝臓の機能が低下すると、こむらがえりが起こりやすいのもこの時季です。
酸味のある物を春に食してもらうと肝臓・胆のうのはたらきに良いです。
また春キャベツは、肝臓の解毒効果を高めるビタミンUやイソチオシアネートを多く含んでいます。
不足しがちなミネラル・マグネシウムを食事で補う
こむらがえりはカルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルが不足すると起こりやすくなるとも言われています。
またマグネシウムの摂取量が増えると肝疾患による死亡率が低下する、というデータもあります。
マグネシウムを多く含む食材としては、
・あおさ、わかめ、ひじき、海苔などの海藻類や魚介類
・大豆、きな粉、など豆類
・アーモンド、落花生、胡麻などの種実類
が挙げられます。
またマグネシウムは皮膚からも吸収もされます。
過剰摂取による副作用もほぼないと言われているので、マグネシウムを含むバスソルトを入れた湯船に浸かるのもおすすめです。
肌荒れや美肌効果も期待できるとのこと。
※ 飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。
食品や入浴剤から摂取する分には問題ありませんが、サプリメントなどで継続的にマグネシウムを過剰摂取すると高マグネシウム血症などの副作用も起こり得ます。
大切な事は全てのバランスを意識する事です。個々の体質はそれぞれ違います。五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。
株式会社 s o l e i l
ボディセラピスト 金子昭子
主成分 硫酸マグネシウムの入浴剤、
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