陰陽五行でできる花粉症対策|つらい花粉症に効くツボを刺激する

陰陽五行で心と体のバランスを整え、エネルギーを高める

マインドフルネス瞑想を続けていると肉体への意識は少しずつ増してゆくはずです。
リーダーとしては 健康が第一なので このメンテナンスには気を付けたいものですよね。何となく身体のエネルギーの流れがいつもと違うなぁ~と感じる時は、『陰陽五行』をちょっとだけ意識してみて下さい。不思議とエネルギーの流れが変わってきます。

『陰陽』は正反対の性質を持っていますが、反発しあうのではなく、一方の勢いが強くなりすぎないようにバランスを取り合うという働きがあります。食材にも陰陽があります。

『五行』は天地・宇宙・自然の気を考えるのに、自然界に存在する代表的な素材である木・火・土・金・水を選び、それらを働かせるエネルギー(気)が、すべてのバランスを整えていきます。

日本には四季があるので、一年に4回身体が変わると考えています。そこで『陰陽五行』を取り入れて、日本の気候・風土に合わせた身体をつくっていくことが、生命力を強くし、五感を研ぎ澄まし、心と体のバランスを整えていきます。
以前に春のデトックスをテーマにしたことがありますが、今回はそれに加えて 花粉症対策について!

五行で考える花粉症

花粉症の人には、ツラい季節がもう少し続きそうです。
花粉症の原因は、単に大量に飛散してくる花粉に対するアレルギー反応だけではなく、

「気」の不足による免疫系の異常
・ストレスやストレスによる消化器系の疲れから来る免疫バランスの乱れ、
・花粉に付着した大気汚染物質、

なども言われています。

またその症状は鼻や喉などの呼吸器系に出るので、五行でいう『肺(金)』のケアも重視しますが、『金』の親に当たる『土(脾、消化器系)』とも深く関わります。

『肺(金)』を補う白の食べ物、春ですと、キャベツやじゃがいも、お豆腐など。
また脾・消化器系は免疫とも深く関わるので、味噌やぬか漬けなど発酵食品を意識して食べる
のもおすすめです。

さらにアレルギー症状を抑えるための対処療法だけでなく、身体の中やストレスのケアも並行してやってみるとよいです。

(参考サイト:大正製薬『食べ物で美味しく花粉症対策!』

 

花粉症を和らげるツボ

 

そこで今回は花粉症の不快な症状を緩和できるツボをお伝えします。
花粉症のツボはたくさんあるので、今回は自分でも簡単に押したり、お灸が出来る箇所をお伝えします。

東洋医学では、生命活動の源となるエネルギー=「気」を全身にめぐらせるルートを「経絡(けいらく)」といいます。鉄道の路線図のように、経絡が全身に広がっているイメージです。その経絡上には360個以上のツボ(経穴)があります。

気血の通り道である経絡上では、気血が滞ったり、停止するというトラブルが起こる事があります。このようなトラブルは臓腑にも悪影響を与え、体調不良や病気を引き起こします。

反対に臓器の不調が経絡に悪影響を与える事もあります。
経絡や臓器に不調があると、その不調はツボにも反映されます。

ツボは、体の不調が現れる場所であると同時に、その不調を治療するポイントでもあります。

 

首から上の不快な症状を和らげるツボ
【合谷(ごうこく)】

首から上の症状全般に効くので、鼻水・鼻づまりから、目のかゆみや充血、頭痛など、花粉症のさまざまなツライ症状の改善に効果が期待できるツボです。
手の甲側、親指と人差し指の間にある、骨の付け根手前の部分。押すとひびくような刺激を感じます。

出典:http://www.tsubomaster.com

片方の手の親指と人差し指ではさんで適度な力で揉みましょう。
手軽に購入出来、初めてでも使いやすい『せんねん灸』などをツボの位置に置いて、簡単に自宅でお灸するのも効果的です。

 

目・鼻の不快な症状を抑えるツボ
【曲池(きょくち)・手三里(てさんり)・足三里(あしさんり)】

曲池

肘を直角に曲げた時に出来る外側のシワ、親指側の端と肘の先を結んだ、肘の関節にあります。
目の不快な症状を緩和したり、自然治癒力を高める効果など、さまざまなツボを押したあとにバランスを取るのにも有効なツボです。

出典:https://www.yomeishu.co.jp

手三里

曲池から指3本分だけ手首に近い位置、親指側にあります。
デスクワークなどで腕がだるい時にもおすすめのツボです。
ストレスや心が疲れている時も押してみると凝っていたりします。(会議中に話を聞きながら押したりしていました)

足三里

すねの外側の筋肉が始まるところで、膝の皿の下端から指幅4本分下。
押したときに筋肉がややへこむ部分。
胃腸のトラブルや足のだるさなどにも効きます。

ツボの押し方

まず「手三里」を親指の腹で押します。次に「足三里」を親指の先で強く押し込みます。この2つの「三里」は左右の手足をセットで行うと、花粉症の不快な症状により効果が期待出来ます。
最後に曲池を親指で痛気持ち良い程度に押してみてください。

どのツボも、指で押したり、ホットタオルなどで温めたり、お灸で刺激したりと、ライフスタイルに合わせて試してみてください。

 

■火を使わないお灸や手軽にツボ刺激できるグッズ

鍼灸院で習ったツボを毎日家でもお灸するようにと言われて、和室の畳を少し焦がしてしまったことがあります(s子)。そんな人でも気軽にできるツボ刺激グッズをご紹介。

 

1, せんねん灸 太陽 火を使わないお灸

よもぎエッセンシャルオイルの温熱効果で、火を使わずツボに貼るだけで温熱効果が3時間持続します。

Source : Amazon

 

2, 家庭用貼付型接触粒 セイリン こりスポッと

こちらは鍼先がなく皮膚に刺入なし、押圧によるツボ刺激が可能な接触粒。接触部の素材が樹脂なので、金属アレルギーの方もご使用いただけます。こちらは効果が数日持続するのでコスパもヨシです。

Source : Amazon

 

花粉症の症状を和らげるアロマオイル

他にも、アロマオイルもおすすめです。
ツボ刺激の際にキャリアオイルにアロマオイルと数滴入れてマッサージをしたり、お部屋にディフューザーで噴霧したり、アロマスプレーにしてマスクにスプレーしたり、お好きな方法で試してみてください。

以下、花粉症症状を和らげる代表的なアロマオイル3種をご紹介します。

1, ペパーミント

メントールにより鼻をスッと抜けるような香り。鼻炎や鼻づまりにも効きます。

2, ティートゥリー

こちらもスッキリとした香り。
抗菌、抗ウイルス効果もあり、お掃除の際、雑巾を濡らすバケツの中に数滴入れて拭き掃除をするととてもスッキリします。

3, ユーカリ グロブルス

抗炎症作用と、咳や鼻水などの症状を和らげる効果もあります。
その他、頭をシャキッとさせて集中力を増す効果も。
高血圧の方は禁忌といわれているので、使用しないでください。

 

<番外編> 甜茶(てんちゃ)

中国で古くから飲まれていた『甜茶』に含まれるポリフェノールが、鼻炎や花粉症などの症状を和らげることも知られています。クセの少ないノンカフェインのお茶です。
バラ科の植物なので、バラ科アレルギーのある方はご注意ください。

Source : Amazon

 

※ 飲食物は過剰摂取に気を付けて下さい。大切な事は全てのバランスを意識する事です。
個々の体質はそれぞれ違います。
五感で感じながら無理なく自分に合った健康法を見つけて下さい。

株式会社 s o l e i l
ボディセラピスト 金子昭子

花粉症などのアレルギー症状が辛い時に聞き流すダウンロード

オンラインサロンにて公開した音源です。

ダウンロードとはシータ ヒーリングの手法の一つで、潜在意識に奥深く眠っている特定の思考や信念、感情などを置き換えるものです。
こちらの音源を聞き流して内容が良さそうだなと思ったら心の中で「はい」とつぶやいてみてください。
(「はい」と許可しないものは置き替わりません)
潜在意識に働きかけて、アレルギー症状が和らぐかもしれません。

Source : 瞑想チャンネル for Leaders

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ABOUTこの記事をかいた人

1998年からボディケアに携わっています。一般的なサロンでの経験、自宅開業、ヒーリングスクールのインストラクターとして多くの卒業生を送り出す中、縁あって今の師匠の下で指導を受ける事になりました。 東洋医学の陰陽五行説の考えを基に、食の大切さ、季節の過ごし方、心頭体のバランスなど・・・全体のバランスをみて施術をする事の大切さを教えていただきました。こちらでは、そんな陰陽五行の観点から 日常的に意識できることをお伝えしていきます。