マインドフルネス瞑想の本|『脳疲労が消える 最高の休息法』

今回はマインドフルネス関連書籍でのオススメの本としてこちらを紹介していきたいと思います。

脳疲労が消える 最高の休息法, 久賀谷亮 著

どのような人におススメか?

小島美佳:まず初めに松村さんから、この本はどのような方にオススメか?というのを伺えますか?

松村憲:そうですね、マインドフルネスとは何か知りたい人やマインドフルネスに興味を持ったけれどもどの本を読んだらいいですか?と言う人にお勧めしている本です。とてもバランスが良いです。

 アメリカのイェール大学で精神医学のドクターをとられた久賀谷先生という方が書かれた本で、前に僕も一度お会いしたことがあるんですけど、空気感が優しく静かでマインドフルネスの実践者という感じの素敵な方でした。この方は精神科医なので、普通のお医者さんよりも脳の事について関心が高いし、サイエンスの知識のバックグラウンドもあるし、今の精神医学は脳科学の研究成果も取り入れられていて、かつ精神医学は心理学の領域にも関わって来ますし。

著者: diamond.jp

 ご本人も医療活動の延長でマインドフルネスに出会われていると思いますが、日々マインドフルネスも実践されている方だと思います。医療の視点からも語られているし、最新の研究内容も取り入れられているし、脳科学の説明が素人でもわかる範囲で説明されていて充実しています。「なんとなく瞑想は良いらしいよ」という曖昧な話ではなく、研究できる方というかその道の専門家の方が書いているので、説得力があります。さらに、本の中で紹介されている瞑想法の種類も豊富でバランスが良いです。紹介している瞑想も説明の仕方も良いです。

“焼き直し” ではない充実度

 Google以降マインドフルネス本は沢山出版されていますけど、結局Googleでやったことやマインドフルネスとはこうだ!ってカバットジンが言っていることの焼き直し的なものがとても多いと感じています。

小島美佳:あーすごいわかります…。

松村憲:売れている本とかでも内容が薄かったり、分かりやすくて初めて入る人には良いとも言えるんですが、何か焼き直しばかりで中身が感じられない本も多く見られます。その点、この先生の本は中身もあるし分かりやすい。どちらかと言うとサイエンス寄りだけど実践もちゃんとやっていて仏教にも寄り過ぎず、とてもバランスが良いと感じています。

小島美佳:私もそう思いました。初めてマインドフルネスに興味を持った人にとっては、1番投資対効果の高い本だろうなと思います…。

 色々なマインドフルネス関連の本を読んできて、最後にこの本を読むと「なんだ、この本を最初に読めばよかった」と思える印象です。適度にバックグラウンドというか本来の考え方も吸収できるし、やはり実践の仕方がプラクティカル、つまり現実的な形でしっかりと書かれている印象がありました。「今こういう状態の時はどの瞑想やったらいいかな?」と辞典的な感覚で使えるというのも良いですね。

女性版と男性版があります

 ところで私が今手元に持っている本は、女性が目をつぶっている写真が表紙なのですが、男性の写真が表紙のものもあります。こちらが松村さんが持ってらっしゃる小説風バージョンなのかしら?


松村憲:そうそう。美佳さんの手元にあるのは女性の写真が表紙のCDブックですよね。そちらのCDブックは、実践的なやり方などの説明もすごく見やすく書いてあるバージョンです。僕がご紹介した男性の写真が表紙の本「世界のエリートがやっている最高の休息法」は、ほぼ同じタイトルで内容が小説風なんですよね。表紙の写真が男性と女性の違いだったと言うのに今初めて気がつきました (笑)。

小島美佳:面白いですね。女性が表紙の方が内容的には現実感があって整理整頓された感じで、男性が表紙の方が小説風っていうのが…意図を感じますね(笑)。

 私が読んだ本はCDが付いています。また、スマホにダウンロードできるオーディオブックとしても再生出来るので、気軽にこれを聞きながら通勤するとかもできそうな感じです。

松村憲:それはすごいオススメですね。

 小説風の方も面白いと思います。同じ位のボリュームで、脳の話とかなんで効果があるのかとか書かれていて、美佳さんが持っている本よりも紹介されている瞑想法の種類は少ないのかもしれないけれど、わかりやすく説明されているページも最初に数ページあるんですね。その後は、あるアイビー・リーグのような大学にいるマッドサイエンティストみたいなおじいさんがマインドフルネスを研究していて、若い女性の研究者か教え子のような人がそのおじいさんから教えを受けるみたいな内容でした。

小島美佳:へえー

松村憲:漫画では無いけれど、軽い感じで読み進めて行けるので、そういう方が好きな人には読みやすいと思います。ちなみにそのおじいさんが「ヨーダ」って言われてるんですよ、確か(笑)。
ヨーダは研究者で「最先端の研究はこうなんじゃー!」って説明する。そういう学術的な背景の内容もしっかり入っていて面白いです。

小島美佳:(笑)両方読んでみたいなって言う気持ちにさせられますね。

松村憲:はい、ご興味ある方は ぜひ二冊読んでください!

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ABOUTこの記事をかいた人

瞑想歴16年以上。 15歳までヨーロッパで育つ。慶応義塾大学を卒業後、アクセンチュアで組織戦略・人材開発のコンサルティングに従事し異例のスピードで昇進。アクセンチュア・ジャパン 史上 最も若い女性マネジャーとして抜擢される。その後、独立系コンサルティング企業でビジネス開発に携わる傍ら、キャリアコンサルタント及びコーチとして活動。不確実な時代の波を乗りこなす事業の在り方やビジネスパーソンとしての生き方について考えはじめる。 2003年、瞑想に出会い習慣化するようになる。2010年よりビジネスの世界で活動をつづけながら、年間500名以上のクライアントへ瞑想的なテクニックを活用したカウンセリングを行っている。株式会社バランスオブゲーム代表。 監訳書:『コーチング術で部下と良い関係を築く』 共著:『「ハイパフォーマーの問題解決力」を極める』