自己成長のために知っておきたい、ユング心理学の元型とシャドウ・影の意味と活用法

ユング心理学での元型にはその他にもいくつかの種類がありますが、今回は夢分析を行う際の理解や解釈に必要となる元型の話がメインなので、まずはシャドーペルソナについてお伝えしました。
さらに、理解を深めるためにその他の元型の例として、ここからはアニマ・アニムスについて説明していきます。


アニマ・アニムス

アニマ・アニムスとは、ユングが「夢の中に現れる異性像」として定義した元型、すなわち自分の中にある異性像のことです。
 男性の中の女性像をアニマ(anima)
 女性の中の男性像をアニムス(animusu)
と呼び、これらが心理的な適応や成長に重要な要素であり、夢の中で現れる異性像は自分の無意識と対話するチャンスでもあるとユングは考え探求しました。


ペルソナとの関わり

ペルソナは意識的・集合的な適応と関係する、外側の世界と適応し、社会的な役割や期待に応えるために作り上げられた仮面である一方、アニマ・アニムスは個人的・内的で個別的な適応、自分の内面に潜む無意識の側面を表します。
例えば、我々は自分の内界とも不適応を起こすと様々なメンタルや身体の問題が起きてきますが、アニマ・アニムスは自分の内的なバランスや調和を保つために必要なものと言われています。

夢分析の基本では、最初はシャドウから、とシャドウが重要視されていますが、夢の中に出てくる異性像、アニマ・アニムスも同じくらい大切です。自分の内面に眠る異性像を理解することで、自分自身や他者との関係性を深めることが可能となるからです。


アニマの4つの発達段階

アニマ(男性の心の中にある女性像)という元型も男性の人格が成熟するにつれて発達すると考えられています。人格が成熟する時は内面も変わってくるイメージです。
アニマの発達段階は、以下の4つに分類されます。

1. 生物的な段階:最初の段階では、アニマは女性の身体的・生物的な特徴に関連付けられます。例えば、出産や母性などが夢の中の象徴として出てくることが多いです。

2. ロマンチックな段階:その次の段階では、アニマは一人の人格を持った女性に対する愛情や憧れに関連付けられます。例えば、美的かつ性的なイメージなどです。

3. 霊的な段階:さらに発達すると、アニマは母の至高の愛かつ清純な乙女など、女性の高潔さや神聖さに関連付けられます。例えば、一人の女性でありかつインスピレーションを与えてくれる存在として、聖母マリアは西洋文化におけるこの段階の典型的なアニマ像です。

4. 叡智の段階:さらに進むとより統合的になり叡智の段階と呼ばれます。この段階では、アニマは女性の知恵や創造力に関連付けられます。例えば、父から生まれた神々や英雄、女神などで、ギリシャの女神アテネ太陽の女神アマテラスなどは、この段階の典型的なアニマ像です。観音菩薩は、日本人が仏教を通じて描いたこの段階のアニマ像とも言えます。

アニムスの4つの発達段階

アニムス(女性の無意識に存在する男性性の原型)の発達段階、女性の場合でもアニマ同様、アニムスの発達段階は以下のように分類されます。

1. 肉体的生理的段階:この段階では、男性的で身体的な強さ、力や活力を求めます。具体的には、筋肉や健康、運動能力などが重視されます。

2. 行為の段階:この段階では、男性的な行動や態度を取り入れます。強い意志、勇ましい行為、頼もしい男性像、自信や決断力、リーダーシップなどが重視されます。

さらにアニマ・アニムスに共通して「無意識に圧倒されると憑依される」と言われています。
自分自身の行動が積極的な行動であると考え、自身の中の異性性とのつながりをなくしていく・無視していと、無意識の中にある異性性に疲れたような状態になると考えられています。例えば、男性が「こんなのロジカルじゃねえんだよ!」とロジックが重要だと言いながら感情的になってしまう時には、アニマ(男性の中の女性性)に憑依されている状態と考えられます。

3. 言葉の段階:この段階には、論理性や客観性、ロゴス、合理性、分析力などがあります。

4. 意味の段階:この段階は、知恵や意味、洞察力を与える段階、と言われます。

このように女性の中の男性性も発展していくと考えられています。

アニムスとアニマという異性性の元型はバランスが大切です。例えば女性がアニムスに支配され過ぎてしまうと、女性は自分の本質や感受性を失ってしまいます。つまり、性別に関わらず自分の中にある男性性と女性性という両極を認めて受け入れることが重要になってきます。


元型の両極性

元型というのは、影・シャドウやペルソナ、先ほどのアニマ-ニムスなど心理学でよく使われる概念ですが、それぞれの元型には様々な表現やパターンがあります。そして、そのパターンの出方には両極性があると考えられています。

例えば、影という元型(自分が生きられなかった部分や否定した部分)は下の図のように、右から3番目の暴力性として出てくるとシャドウと統合するのは難しい話になってきます。さらに右側に行くと殺意とか、最終的に普遍的なシャドウは「悪」になってきます。


シャドウ・影が現れるパターンには両極性がある
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しかしシャドウは暴力的で悪いものだけではなく、ポジティブな側面もあります。上の図の左側のベクトル、自分の中のアグレッション・攻撃性などと統合していくことも可能です。例えば内面にある攻撃性にすごく悩んでいる方が、そのアグレッシブネスをどう仕事の成果や目標達成のような方向に、アスリートのように向けていく、方向付けることはできると思います。またというのは暴力にもなりますが、自己肯定、しっかりと自分を感じられる、といったテーマもあると思います。このようにシャドウは自分の中にある力やエネルギー、創造性や可能性も表しています。


シャドウとの統合が進んでいくと、、、?

発達論など様々な研究分野でも言われているのですが、シャドウに向き合い続けて統合していくと、最終的にシャドウというものがほとんどなくなってくるらしいです。これは私自身がそういう段階にまだないのですが、師匠やいろんな方によると、「影は自分の一部であり、問題も自分の一部である」と感じられるようになることが真に強くなっていくことだ、と言われています。その結果、他者や社会にも共感を深めることができるようになり、自分の周辺に起こることや世界の問題などについても理解が深まっていきます。

このように影と統合することによって、自分の力をより有効に使うことができるようになります。


母性原理と父性原理の比較

その他の元型の例として、グレートマザー、グレートファーザーって聞いたことがあるかもしれませんが、日本語では母性原理、父性原理となります。原理は「元型」とも言い換えることができ、その特徴のことを指します。

父親性・父性原理は切断、区別する、分離する、支配するという特徴を持ちます。父性原理に基づく目標は、自分の能力や成果を競い合います。父性原理に基づく社会は、階層や規律を重んじるものです。

母親性・母性原理の基本はインクルード、包含していく、命を育む、受容する、統合するという特徴を持ちます。母性原理に基づく目標は、自分と他者の調和や共感を重視します。母性原理に基づく社会は、協力や連帯を重んじるものです。 目標、組織やチームのあり方も、社会における存在様式も母性と父性でパターンが異なります。

この辺はジェンダーのテーマにも関わってきますが、母性原理が強い組織やチームはメンバーの関係性や協調性を大切にし、父性原理が強い組織やチームはメンバーの役割や責任を明確にする傾向があります。どちらの原理も一長一短ありますが、大きな一つの組織の中でも様々なグラデーションがあり、バランスや適切な場面で使い分けることが重要です。


英雄の旅, 英雄元型とは

ここから話をリーダーシップにつなげていきます。リーダーシップと最も関連がある元型としては英雄元型(英雄、ヒーロー)があります。

英雄元型とは

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英雄の物語は、神話、伝説、物語などとして世界中に散りばめられていますが、ストーリーの流れとしては、困難に直面しながらも自己成長を遂げ、最終的には社会に貢献するといった物語構造が非常に多いです。こういった英雄のモチーフを英雄元型と呼びます。

英雄元型は多く分析され、そのパターンは世界中で共通しており、その影響を受けたハリウッド映画なども多数あります。神話や伝説、映画や小説など様々なメディアで描かれており、そのパターンは世界中で共通しています。
例えばスターウォーズなどはとても典型的で、英雄元型のパターンをしっかり押さえて作られています。


英雄の旅

英雄元型は一般的に「英雄の旅」という物語構造を通して表現され、大きく分けて以下の8つのステップからなります。

① 宿命、コーリング、召命:英雄の旅の初めは自分の生まれや境遇への不満や困難があります。具体的には両親を早くに亡くし途方に暮れて、未知の旅に出なきゃいけなくなった、仲間から引き離されてしまう、病気になってしまう、といった苦労・困難とセットであることが多いです。仕事もある意味困難でもあるので召命と考えられます。

② コミットメント、決意:そこから何とかしようと決意し、英雄は自分の旅に出発します。

③ 境界:決意することによって境界を超えていく、障害や試練を乗り越える段階になります。この辺はあまり夢とは関連がなさそうですが、自分の内面と向き合っていくようなテーマに入っていきます。

さらに英雄の旅の途中では ④守り手、守護 など仲間や師匠などの助けが出てくる時もありますし、⑤悪 として、外部からの敵と対峙したり、内部からの敵・シャドー的な相手と戦うことがあります。

⑥ 変容:④や⑤などが起こった結果、その過程で変容が起こり、自分自身が変わります。

⑦ タスクをコンプリート、完了:英雄は自分が目指した目標や夢を達成します。

⑧ リターンホーム、帰還:これは自分が出発した場所に戻るだけでなく、一段違う成長した自分になって戻ってくる、自我がより成熟して強くなる、まさに英雄の誕生と言えます。英雄は自分が得たものを社会に還元し、周囲の人々に影響を与えます。 英雄元型は私たち全てが人生の中で直面する普遍的な課題で、英雄の物語は文化や時代を超えて共感を呼び、影響力を持っています。


リーダーシップの発達との関連

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英雄元型と知性の発達段階はどう関係しているのでしょうか?

このテーマについては、ハーバード大学教育心理学部のロバート・キーガンが提唱した成人発達理論が参考になります。
キーガンは、人間の知性は環境順応型、自己主導型、自己変容型の三つの段階を経て発達するというモデルを作りました。このモデルは80〜90年代から世界中で研究されています。この知性の発達段階と英雄元型はとても似ています。


1, 環境順応型知性

二十歳ぐらいまでに発達し身につける知性で、社会に適応するために必要なペルソナを形成する段階です。しかし、ペルソナだけでは人から与えられた役割に従うだけ、役割と定義されたものが仕事です、となり自分から動くことができなくなってしまいます。
そこで、自己主導型知性に移行する必要があります。

2, 自己主導型知性

自律的に成長し、自分の目標や価値観を持つ知性です。この段階では英雄的な自我が芽生えます。この段階に到達できるかできないか?の違いは、自分の中のシャドー的な問題(自分が認めたくない部分や抑圧した部分)に向き合うか否か?ということがあります。

例えば「自分がこう動けないのは何々のせいである」「あの人がやってくれないからできません」と言っている状況はシャドーを外部に投影して責任を転嫁している状態なので、そのままでは①の環境順応型から抜け出すことができません。そこで、自分の中にあるこれまで見てこなかった問題はなんだったのか?と見つめることで、自己成長が促されます。

3, 自己変容型知性

さらに上の段階として、自己変容型知性があります。この段階では、自分の枠組みや思い込みを超えて、より広い視野や多様な視点を持つことができる知性です。この段階に到達する人は非常に少なく、全人口の1%以下と言われています。


シャドウはリーダーシップの負の側面として現れる

リーダーシップには自己主導型と無意識型の二つの側面があると言われています。

自己主導型は、自分の目標やビジョンに基づいて行動する能力です。無意識型は、恐れや不安によって引き起こされる反応的なパターンです。自分の本当の姿を隠したり他人に合わせたりするペルソナの通りにしているとも言い換えることができます。


360度のリーダーシップサークルというアセスメントでは、自己主導型と無意識型のバランスを測ります。このアセスメントでは、上の図の上部にあるCreativeという項目が自己主導型のリーダーシップを表し、高い数値が望ましいとされています。下部にあるReactiveという項目が無意識型・反応的なリーダーシップを表し、低い数値が望ましいとされています。

Creativeが伸びずReactiveが高い場合は、無意識が強く影響していることを示し、シャドウのパターンも出てきます。先ほどの成人発達論における環境順応型知性はこの下側の無意識の部分、ペルソナを作ります。
ペルソナによって周囲の人や状況に合わせて自分を変える能力(環境順応型知性)を得ることができますが、一方で頼り過ぎてしまうと自分の本質や価値観を見失ってしまいます。そこで、自分の中にあるシャドウ・無意識からの反応的なパターンをしっかりと見て向き合い、認識していくことによって、自己主導型のリーダーシップを高めることが可能となってきます。


影と投影

影など内面についての話をしたので、ここで投影という考え方もご紹介したいと思います。この考え方はとても役に立つと思います。

河合 隼雄 著 『影の現象学』より引用改変

自分の中心には自我があります。自我の周りには個人の内面のシャドウがあり、他人に投影されやすいです。
個人的シャドウ・個人的影はご自分で意識していなくても自分の内界に深く潜っていくとあるものです。
しかし、基本的に多くの場合は意識されていないので、外側に出てくる他人が自分の影のような要素を表したり影と似た特徴を持っていると、自分はその人が嫌だと感じることがあります。

ユングは「シャドウは自分が絶対になりたくないものである」と言いました。よって、外側にそういう人が現れ、「あの人のああいうところがいやだ」と他人に強い反応を持つときは、自分のシャドウを外に投影している可能性が高いです。これは成長のために知っておくべき厳しい心理学的な真実ですが、他人に投影する、特に非常に反応的になり「ありえない」と感じるときには、自分の中の認めがたい自分の一部が相手に現れていることが多いです。

他人に影を投影し続けると、シャドウはより普遍的な悪の投影, 普遍的影・シャドーに変わってしまう、という心の働きがあります。つまり、「あの人のあれが嫌だ」「あの人が悪い」と言っているうちに、だんだんそれがより深い投影、影をより普遍的な悪として投影しやすくなってきます。「悪」なので「あの人のせいで問題が起こっている」と思うようになり、これはスケープゴート現象と呼ばれます。

リーダー的に考えると、自分がそこに囚われるのもしんどいですし、この現象はエネルギーを無駄に消費するばかりで、物事を前進させません。しかし、影の投影を自分の中にあるものと捉えず、「外側が悪い」と考え行動しているとこういった現象が起こりやすくなってきます。一方で、この構造を少しでも知っておいていただくと、他人への対応が変わってくるかもしれません。

実際、往々にして、他人はそんなに悪くないことが多いです。他人も自分と同じような人間なので、善意がない人はほとんどいません。しかし、自分のシャドウの投影によって、他人が実際よりも悪く見えてくることがあります。それを防ぐためにも、「自分のシャドウを投影しているのかもしれない」と考え、認めて受け入れていくことが大切です。


シャドウを扱う夢分析の基本ステップ

夢は私たちの無意識のメッセージであり、シャドウは私たちが自分の中に受け入れられない部分を投影したものです。シャドウと向き合うことで、自分の内面を深く理解し、自己統合を進めることができます。シャドウと向き合うためには、以下のステップを踏むと良いでしょう。

1, 普段の状況、調子、問題に思っていることなど思い浮かべたり、書き出してみます。
夢は自分の現実に対する補償的な役割を果たすので、自分がどんな状態にあるかを明確にするために、現状や課題と思っていることについて書いたり人に話したりするところから始めるといいです。

2, 最近見た夢や印象に残っている夢について考え、内容や感情を思い出します。

3, 夢の中にシャドウと思われる要素はあるでしょうか?

4, あるいは夢を見ない、シャドウが見つからない場合は、現実の中で自分を苦しめる、悩ませるシャドウと感じられるような人物や集団を思い浮かべます。

5, それら影の持つ要素、特徴や性質を具体的に連想していきます(前回お伝えしたシンボリックシンキングの応用です)。その際に、良い悪いではなく、具体的に何が嫌なのか?何が不快か、何が怖いかなどを考えます。また、その特徴や性質に対してどんな反応や感情を持つか、これを聞くと何々を思い出すとかなども考えます。これらの反応や反応する理由の中にシャドウと自分との関係性や自分に足りない要素を知るヒントがあるので、それらを連想していきます。

6, シャドウが持つエッセンスを想像します。
その人物、その集団などが影になる前はどんな形やイメージ、質だったでしょう?悪魔もみんな最初は悪魔じゃなかった、と考えると影になる前、あるいはその嫌な人になる前は何だったでしょう?「影にも意味がある」と捉え、その人を通じて出てくる「質」の始まりは何かみたいなことを探ってみます。エッセンスとは、シャドウが影になる前に持っていた本質的なもの、シャドウからメッセージを受け取るための鍵となります。

7, エッセンスをメタファーにしてみましょう。どのようなものでしょう?
例)「全く動かない、重くてツヤツヤした石」「不動明王」「聖母」「鬼子母神」など

「なんか嫌だな」って思っていたけれど、メタファーにしていくと、なんだかもう絶対に動かないツヤツヤした黒い石のようだ、仏像のようだとか、聖母のまあなんかいろいろ鬼子母神みたいながイメージが出てきます。
メタファーはエッセンスを感覚的に捉えるためのツールです。

8, そのエッセンスのサプリメントがあると想像しましょう。
そのエッセンスをツヤツヤした石のサプリメントが目の前の手の平の上にあると想像してみてください。このぐらいにまで抽象化されてくると、「なんか、あるよね」という感じがしてくると思います。もし大丈夫そうであれば飲んでみるところを想像してみます。
サプリメントとは、エッセンスを自分の中に取り入れ、実践するための方法や行動で、それを少しでも取り入れると想像してみます。何か気づくことはありますか?それが自分に統合されたらどうなるか?みたいな、想像で良いのでしてみていただくといいです。


9, 振り返ってみて、影の感じ方が変わったなら統合が進んだサインでもあります。
こんな感じのワークを繰り返していくと、心理学用語では「投影が引き戻される」と言うんですけど、自分のシャドウを知って自分の一部になってくると、シャドウとの統合が促されます。そして統合が進むと、シャドウに対する感じ方や態度が変わります。
相手とかシャドウ、嫌だなと思ったものの感じられ方が自分の一部だなと感じられたり、なんか嫌いなんだけど、この人はこの人だよねって思えるようになるとか、感じ方が圧倒的に変わってきます。
こういうことをしていけるとシャドウはもう敵ではなく、自分の一部として受け入れられるようになります。

多分皆さん放っておいても、人生の中でシャドウの統合っていうのは所々で起こってるはずだと思います。一方で夢分析でシャドウのものを扱う時のステップを繰り返すことで、自分の無意識と対話し、自分の内面を豊かにすることが可能となります。

心の奥深くに眠るシャドウと対話する瞑想

Source : 瞑想チャンネル for Leaders

今回は以上です。
次回のテーマは『心の基盤、日本的リーダーシップについて』です。一緒に探求していければと思っております。

【松村憲のリーダーのための夢分析講座】

第一回:夢分析で自分を知る – フロイトとユングの心理学に学ぶリーダーシップの秘訣

第二回:リーダー成熟のためのユング心理学 – 元型とシャドーの意味と活用法


第三回<前編>:日本的リーダーシップの秘密を紐解く <前編> 日本神話と中空構造


第三回<後編>:神話から読み解く日本人のリーダーシップの秘密 <後編> スサノオの物語性と漂泊自我



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(記:s子

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ABOUTこの記事をかいた人

大阪大学大学院博士前期課程修了。認定プロセスワーカー。臨床心理士。 瞑想経験20年以上。 マインドフルネス瞑想の土台でもある、10日間のヴィパッサナー瞑想リトリート(※)に15回以上参加。タイ、インドにて長期トリートで修行を積む。  深層心理学のユング心理学にルーツを持つプロセスワークの専門家。身体性やマインドフルネスを早くより研究、実践し、個人の心理のみならず、関係性やグループ、組織を対象に仕事をしている。ビジネスシーンにおいては、プロセスワークのコーチングや、組織開発やコンサルティングに従事。企業におけるマインドフルネス研修や、大手フィットネスクラブのマインドフルネス・プログラム開発や指導者養成も行う。著書に『日本一わかりやすいマインドフルネス瞑想"今この瞬間"に心と身体をつなぐ』BABジャパン2015、共訳書にアーノルド・ミンデル著『プロセスマインド』春秋社2013、ジュリー・ダイアモンド著『プロセスワーク入門』などがある。

(株)BLUE JIGEN 代表取締
バランスト・グロース・コンサルティング(株)取締役
(一社)日本プロセスワークセンター ファカルティ
日本トランスパーソナル学会 常任理事

(※) 10日間 話さずに座り続けるもの