瞑想でストレス解消!YouTubeですぐに実践できる最強瞑想ガイド【動画5選】

科学的根拠に基づく3分〜13分間のストレス解消瞑想 実践ガイド

なぜ、世界のトップビジネスリーダーたちは瞑想を日課にしているのでしょうか?
実は科学的研究により、たった5分の瞑想でもストレスホルモンを減少させる効果があることがわかっています。Googleのサンダー・ピチャイCEOをはじめ、多くの経営者が取り入れているこの習慣。毎日100件以上のメールが届き、締め切りに追われる現代のビジネスパーソンにとって、最も効率的なストレス解消法かもしれません。

本記事では、忙しい方でもすぐに実践できる瞑想法を、分かりやすい動画と共にご紹介します。
当サイトのYouTubeチャンネル内でも人気の3分間から13分間の厳選された5つの動画で、あなたも今日から瞑想を始めてみませんか?
以下、簡単な科学的根拠のまとめと瞑想法を順番にご紹介していきます。

瞑想とストレスの科学的関係性

ストレス管理の新たなパラダイムとして、瞑想が注目を集めています。
現役の心療内科医かつマインドフルネスやアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)などを用いた診療と研究を行う早稲田大学 人間科学学術院 教授の熊野宏昭先生は、

ストレスの多い現代社会を生き抜く上では、
・ストレスを減らす(離れる)
・ストレスを発散する(運動・趣味など)の他に
・ストレス抵抗性をつける(レジリエンスを高める)
という方法があり、この3つ目の『ストレス抵抗性をつける』上でマインドフルネスが有用である。

Source : 『実践!マインドフルネスDVD』

と著書の中でも書かれています。

ストレス軽減の生理学的メカニズム

最新の神経科学研究により、瞑想がストレス反応に及ぼす影響が明らかになってきました。

特に瞑想の有用性を示す科学的根拠として、主要なストレスホルモンであるコルチゾールの減少効果が挙げられます(Matousek et al., 2010)。
他にもマインドフルネスの実践により、コルチゾールへの影響だけでなく、血圧や心拍数の安定化、さらには炎症マーカーなどのストレス関連バイオマーカー(健康診断で疾病かどうかの指標に使われる検査項目や、治療の効果を測る上で使用される生体内物質)のレベルが低下することが複数報告されています (Pascoe et al., 2017, Pace et al., 2009, Diez GG et al., 2023)。

さらに興味深いのは、全般性不安障害の患者を対象とした臨床研究です。マインドフルネスベースのストレス軽減プログラムにより、副腎皮質刺激ホルモン (ACTH) が大幅に減少し、ストレス耐性の向上が確認されました(Hoge et al., 2018)。




ビジネスパーソンのためのストレス軽減に特化した瞑想ガイド

以下に紹介する5つの瞑想法は、当サイトのYouTubeチャンネル内でも人気のガイドを厳選しました。状況に応じて使い分けることで、最適なストレスマネジメントが可能となります。
どれも無料で聴くことができます。


1, 休憩時間・パフォーマンス向上のための6分間瞑想

お仕事の休憩時間などに、ストレスを解放してリラックスしつつ、でも仕事モードを切るほどリラックスし過ぎず、休憩時間後もサッと集中力を高めてお仕事に戻れる。 そんなことを意図して録音した瞑想ガイドです。 心身をリラックスさせながら集中力を高める6分間瞑想です。

  • 適用場面:仕事中の休憩時間や隙間時間の休息に
  • 特徴:適度なリラックス状態を保ちながら、集中力の向上を促進
Source : 瞑想チャンネル for Leaders


2, ビジネスシーンに特化した5分間マインドフルネス

仕事中に失敗をしてしまったり、プレゼン前に緊張をしてしまったり、沢山のタスクに追われて混乱してしまったり。マルチタスクは脳に悪影響があると言われていますが、 全く異なるタスクに頭を切り替える時に聞き流すのもオススメの、5分間瞑想です。 認知負荷の高まるビジネスシーンで、呼吸とイメージングにより『今ここ』を取り戻し、脳の実行機能を整理し、次のタスクへの準備態勢を整えることができます。

  • 適用場面:プレゼン前の緊張緩和、タスク切り替え時
  • 特徴:聴き流しながらでも効果を発揮する実用的な設計
  • 効果:認知的柔軟性の向上とストレス反応の緩和
Source : 瞑想チャンネル for Leaders


3, 呼吸に集中しストレス解放を促す5分間瞑想

ストレスや感情反応のポイントとなる脳の部位【扁桃体】に着目した、松村憲さんのガイドです。本瞑想では、呼吸への意識的な集中を通じて、扁桃体の過剰な活性化を抑制し、ストレス反応を効果的に制御し、緊張を解きほぐすことが期待できます。

  • 特徴:扁桃体を意識した呼吸瞑想
  • 主な効果:自律神経系の調整
Source : 瞑想チャンネル for Leaders


4, クイック・ストレスケア3分間瞑想

多忙な業務の合間にも実践可能な、コンパクトながら効果的な瞑想法です。ガイドに従って呼吸に意識を向け集中することで、 ストレス反応の軽減やストレッサー(ストレスを引き起こす原因)への減少に効果を発揮することが期待できます。松村憲さんのガイドです。

  • 目的:即効性のあるストレス対処(5つのガイド中で最も短い瞑想ガイドです)
Source:瞑想チャンネル for Leaders


5, デトックス効果を高める13分間の深層瞑想(13分間)

聞き流すだけで楽にデトックスできるように整えていますが、座って集中するとより効果が大きいので 是非試してみてください。特に強いストレスを感じていたり、落ち着かない気持ちになったりして、ほんの数分も呼吸に集中できない時などは、 少し長めのこちらのガイドを使って瞑想するのもオススメです。

  • 適用場面:深いストレス解放が必要な時
  • 特徴:段階的なリラクゼーション誘導
Source : 瞑想チャンネル for Leaders



瞑想実践の継続的効果

これらの瞑想法は、一回でも即効性のある効果が期待できますが、定期的な実践によってさらに大きな効果が得られます。科学研究では、8週間の継続的な実践で、ストレス耐性の有意な向上が報告されています。

ぜひ、ご自身の業務スタイルや状況に合わせて、これらの瞑想法を日常に取り入れてみてください。継続的な実践をサポートするため、気に入っていただけましたらチャンネル登録をしていただけると幸いです。
今後も定期的に新たな瞑想コンテンツを更新してまいります。

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ABOUTこの記事をかいた人

ライター。 博士号を取得後、日本学術振興会特別研究員・博士研究員・大学教員として教育研究に計10年以上従事(専門は分子生物学)。9割以上が男性の業界で女性が中間管理職として働く難しさを感じつつ、紆余曲折を経て小島美佳さんからマインドフルネスを学ぶ。 現在は心理学や精神世界のエッセンスを科学の言葉で咀嚼して伝える方法を模索中の、瞑想歴1-2年の初心者です。